テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『ジープ・ラングラー』の試乗動画を公開中。
✅本格派オフローダーとして強烈な個性を持つモデルだが、先代モデルに比べて燃費や実用性などが大幅に向上していることがわかった。ただし、ステアリングの反応の鈍さが指摘され、高速走行などでは少し頼りないとのことだった。
動画紹介
車種:ジープ ラングラー(アンリミテッドスポーツ)
全長 4870㎜/全幅 1895㎜/全高 1845㎜
(オフローダーSUV)
エンジン:1995cc/L4・DOHCターボ
車両価格:L4・DOHC・ターボ
テレビ放送:2019/1/20
ラングラー
フルモデルチェンジは11年ぶり。オフロードを重視したSUVながら、日常の使い勝手が向上した。
セブンスロットグリル…ジープのアイコン。
試乗レポート
・空力の改良、軽量化など改善された。インテリアではスマホ連動ナビなど。
・2リッターエンジンはトルクが太い。加速は問題ない。フィアットが開発したエンジン。従来のアメ車にはない感覚もある。
・走りは少し頼りない。ステアリングを切ってから車が動くまでワンテンポ遅れる。
・ワインディングでのコントロール性も鈍い。走りでは他のクロスオーバーに分がある。
・オフロード性を強く意識している個性的モデル。ユーティリティーと価格面では良いポジションにある。
・燃費…200km走って、9.5km/Lだった。
・リアシート…乗り込み、座席の膝前・頭上も十分に広い。倒すとフラットになる。
・ラゲッジスペース…横開きで下半分が開き、上半分は上に開くガラスハッチ。床下収納スペースあり。
インポーター担当者から
・先代に比べて…燃費や最小回転半径など大幅に良くなった。(昔は悪いと有名だった)
・オンデマンド4WD…入れておけば自動的に駆動配分してくれる。
・販売比率…国内だとV6エンジンの方が売れている。(今回の試乗車は直4ターボ)エンジンだけでなく、装備が充実している面もある。
車の評価
良い面
・伝統に裏打ちされた圧倒的な個性。(岡崎五朗)
・ラングラーらしさはキープされながら、現代的にアップデートされている。スマホ連動ナビ、燃費など。(藤島知子)
悪い面(改善要望など)
・高速走行時の頼りなさ。しかし2.0リッター直4モデルはオフロード性能を重視したタイヤという事情もある。3.6リッターV6の方がオンロード向き(岡崎五朗)
・車線変更でフラつきやすい。(藤島知子)
その他
オフロードSUV
SUVブームの中で本格派ニーズも根強い。スズキ ジムニー、メルセデス・ベンツGクラスは大人気。ジープ ラングラーはその中間に位置する。