テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『日産 デイズ』の試乗動画を公開中。試乗評価のポイントをまとめてみた。
✅ 視聴メモ
軽自動車にも先進運転支援機能が加わったのは嬉しいが、車両価格が上がってしまうのは残念と感じる。ハイト系の軽自動車は競合車(ex..Nボックス、タント等)の商品力も高いので、もう少し決め手がほしいと感じた。
車の紹介
車種:日産 デイズ ハイウェイスターX プロパイロットエディション 2WD(CVT)
全長:3395㎜/軽自動車
エンジン:659cc/直列3・DOHC
車両価格:約156万
TV放送:2019年6月9日
試乗インプレッション
三菱ekとの違い
前のモデルは三菱のデザイン。今回は日産が企画開発を主導した。
変更点
エンジンは小さくなり室内空間を確保。日産の先進運転技術プロパイロットを搭載した。
ekクロスとの違い
兄弟車で、基本的にはデザインのみ違う。ただしデイズには「SOSコール」が搭載されている。(ekクロスには無い)
プレミアムコンビネーションインテリア
32,400円のオプション。軽自動車ながら内装の質感が高くなる。
エンジン
快適に走る。たまに高速を乗るくらいなら良い。
雨
雨天の試乗だったが、雨音が静か。
プロパイロット
ついに軽自動車にも搭載された。しかしこの日の雨天、うまく認識してくれない。
ワインディング走行
ハイト系(背が高い)自動車だが、安定感ある。ロール少ない。
実燃費
280kmを走って、18.2km/Lだった。
後席
座席広い。膝前、頭上ともにしっかりスペースあり。
ラゲッジスペース
開口は正方形に近い。床下に収納有り。荷室側からレバーで後席シートを押す(荷室をスペースを広げる)ことができる。
シートを倒した場合
フラットにはならないが、荷物はたっぷり入りそうな印象。
開発担当者から
プロパイロットの搭載した理由
軽自動車を選ぶお客さん…普段の買い物ニーズなどが多いが近年はレジャー利用などの需要もある。高速道路に乗ったときにプロパイロットは役立つ。
ライバル軽自動車にない強み
プロパイロットはじめ、先進の運転機能(日産インテリジェントモビリティ)がある。
車の評価
○良い点
五朗さんは、ダウンサイザーも満足な小型車の作り込みを良しとした。ダウンサイザーとは、上のクラスから乗り換えるユーザーのこと。知子さんは、スモールカーながら質感の高いデザインや先進運転機能を良しとした。
☓悪い点
五朗さんは、高額なオプションの「ナビ」搭載が前提となる点が残念と指摘。オプションナビは20数万円するとのこと。知子さんは、リアシートにてカーブ走行時にお尻がズレる点を指摘した。
その他
五朗さんからアドバイス
軽自動車を選ぶ際…高速道路の走行も視野に入れると、平坦な道なら「NA(自然吸気エンジン)」で良いが、急勾配の多い道を走る予定があるなら「ターボエンジン」の車が良いとのこと。ターボなら気持ちよく走るほか、エンジンの回転も上がりすぎないため静粛性も良好とのこと。