テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『トヨタ スープラ RZ』の試乗動画を公開中。動画で解説されているポイントをまとめてみた。
✅ 視聴メモ
エンジン(BMW性)を高く評価している印象があった。しかしながら最終的な乗り心地はZ4とは全く違った仕上がりになっている点もわかった。Z4は華やかな印象だが、スープラは古典的で玄人向けの車なのだと感じた。
車の紹介
車種:トヨタ スープラ RZ(最上級モデル)
全長:4380㎜/2シーターのスポーツクーペ
エンジン:2997cc/直6・DOHC・ターボ
車両価格:690万円
TV放送:2019年7月7日
試乗インプレッション
エンジン
すばらしい。トルク、サウンド、上質感あり。BMW製。上質感がある。
乗り心地
19インチタイヤながら振動やゴツゴツ感無し。安定感あり。
トヨタ86と比べて
スープラは2シーターで割り切ったため、ホイールベースは86よりスープラの方が短い。
インテリア
共同開発のBMW Z4とは全然違う印象。
ワインディング走行
運動性能にこだわりを感じる。ワインディングの走行が気持ち良い。
コーナリング
カーブの出口の加速時、後輪の押し出し感はFRのスポーツカーならでは。
実燃費
ワインディングロードのみを走行。6.8km/Lだった。高速を走ればもっと良い数字だろう。
他のグレードと比較して
「SZ」はライトウェイト。街なかの走行に適している。中間の「SZ-R」は高速もバッチリ。パワフルに走る。3グレードそれぞれの味があるので乗り比べがおすすめ。
開発担当者の話
ハードウェアとソフトウェア
近年の車の作りは進化している。ハードウェアとソフトウェアそれぞれ重要。ソフトウェア部分で乗り味が全然違う車ができる。
快適性
世界中の路面を走行してテストした結果、スポーツカーながらも快適性の高い仕上がりになっている。
スポーツカーを作る意義
運転していて楽しい車作りを目指している。ノウハウや経験獲得のためにスポーツカーを作り続ける。
車の評価
○良い点
岡崎五朗さんは、スポーツカーが各社で生産されなくなってきている中で、スポーツカーを作り続けることを好評価。藤島知子さんもスポーツカーの復活そのものを好評価とした。
☓悪い点
五朗さんは、ラゲッジルームに使いづらさを指摘。走行中に荷物が動いてしまい座席から後に手を伸ばしても届かないなど。知子さんは、シートスライドがもう少し前に動いてほしいと指摘した。
その他
古典的なデザイン
外観デザイン…古典的で、実は「ダサい」との声もあるが、あえて古典的なファンに向けて作られているとのことだった。機能面でも意味を持ってデザインされているとのこと。
グレード
グレードについて、3種類のグレードはそれぞれに良さががあり、ぜひ試乗車で乗り比べを強くおすすめしていた。