テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『ホンダ CR-V』の試乗動画を公開中。
【✍視聴メモ…】ライバル車に比べて値段が割高という声もあるようだが、内外装の質感やシートの実用性、走行性能など含めて良くできている1台だと感じた。ガソリンエンジンモデルは軽快な走り、ハイブリッドモデルは重厚な走りが特徴とのこと。
課題として、ステアリングの角度⇒膝に当たる?、ナビゲーションディスプレイの角度⇒反射して見づらい、高回転域のエンジンフィール⇒ノイズ感などが指摘されていた。
車の紹介
車種:ホンダ CR-V EX マスターピース FF 7人乗り(CVT)
全長 4605㎜ 全幅 1855㎜ 全高 1680㎜
(ミドルサイズSUV)
エンジン:1.5リッター/直L4・DOHC・ターボ
車両価格 381万
テレビ放送:2018年12月9日
試乗インプレッション
・2016年から日本国内の販売なかった。久しぶりに復活。
・インテリア…木目調のパネルなど質感があがった。
・残念:ナビゲーション…液晶画面が小さい。外光で反射して見づらい。
・残念:ATセレクター…ハイブリッドモデルはモダンだが、ガソリンモデルは旧式。上質感が落ちている。
・ドライビングポジション…独特。ステアリングが上を向いている。シート高めに座る。
・走りは良い。静粛性が優れている。ロードノイズも抑えられている。トルク感も良い。加速性能は平均的。
・足回りはソフトでもなくハードでもない。しっかりしなやか。大きめの段差をこなしてくれる。
・ワインディング走行のコーナリング良好。ステアリングの反応良い。軽快に走る。
・バランス良く仕上がっている。価格は少し上がったが、そこまで高くはないと評価できる。
・3列目シート。大人が乗るとやや狭い。2列目シート。ガラスルーフがあると頭上はやや狭い。6対4の分割式。
・ラゲッジ…ハンズフリー(フットアクション)テールゲートあり。シートは全部倒すとフラットになる。車中泊も可能。
開発担当者のお話
・先代に比べて…インテリアの質感などを高めた。
・CR-V…アメリカではママが乗る車。日本でいうフィットのような存在。アジアではホンダSUVのフラッグシップ。静粛性に加えて軽快性も良いものに仕上げた。
・SUV競合の中で、アドバンテージ…3列シートを準備。i-MMD(ハイブリッド)、4WDなど。
ガソリンエンジン(ターボ)と、ハイブリッドどちらが良い?
・ガソリンエンジンは軽快な走り。ハイブリッドの方は重厚感のある走り。
・ハイブリッドは遅れて発売したが比率7割。上質に仕上がっていて人気。
・CR-Vのハイブリッド…他社(ハリアーなど)と比べてモーター走行の領域が多いのも特徴的。
車の評価
良い面
・個性的なデザインと優れたパッケージングの両立キープコンセプトだが、モダンで上質になった。(岡崎五朗)
・全長4.6mに3列シート、車中泊もOK。とても実用的。思わず遠出したくなる。家族で使って良い。(藤島知子)
悪い面(改善要望)
・回転を上げると粗くなるエンジンフィール。実用域では良いのだが、上の方まで回すとノイズが入る。(岡崎五朗)
・ハンドル下部の張り出し…座面を高くするとハンドルが膝が当たる。今後チューニングが必要。(藤島知子)