ホンダ CR-V の試乗評価|クルマでいこう

tvk「クルマでいこう!」公式 ホンダ CR-V 2018/12/9放送(#557)
tvk「クルマでいこう!」公式 ホンダ CR-V 2018/12/9放送(#557)

テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『ホンダ CR-Vシーアールブイの試乗動画を公開中。

【✍視聴メモ…】ライバル車に比べて値段が割高という声もあるようだが、内外装の質感やシートの実用性、走行性能など含めて良くできている1台だと感じた。ガソリンエンジンモデルは軽快な走りハイブリッドモデルは重厚な走りが特徴とのこと。

課題として、ステアリングの角度⇒膝に当たる?、ナビゲーションディスプレイの角度⇒反射して見づらい、高回転域のエンジンフィール⇒ノイズ感などが指摘されていた。

車の紹介

車種:ホンダ CR-V EX マスターピース FF 7人乗り(CVT)
全長 4605㎜ 全幅 1855㎜ 全高 1680㎜
(ミドルサイズSUV)
エンジン:1.5リッター/直L4・DOHC・ターボ

車両価格 381万
テレビ放送:2018年12月9日

試乗インプレッション

・2016年から日本国内の販売なかった。久しぶりに復活。

・インテリア…木目調のパネルなど質感があがった。

・残念:ナビゲーション液晶画面が小さい。外光で反射して見づらい。

・残念:ATセレクター…ハイブリッドモデルはモダンだが、ガソリンモデルは旧式。上質感が落ちている。

・ドライビングポジション…独特。ステアリングが上を向いている。シート高めに座る。

・走りは良い。静粛性が優れている。ロードノイズも抑えられている。トルク感も良い。加速性能は平均的。

・足回りはソフトでもなくハードでもない。しっかりしなやか。大きめの段差をこなしてくれる。

・ワインディング走行のコーナリング良好。ステアリングの反応良い。軽快に走る。

・バランス良く仕上がっている。価格は少し上がったが、そこまで高くはないと評価できる。

・3列目シート。大人が乗るとやや狭い。2列目シート。ガラスルーフがあると頭上はやや狭い。6対4の分割式。

・ラゲッジ…ハンズフリー(フットアクション)テールゲートあり。シートは全部倒すとフラットになる。車中泊も可能。

開発担当者のお話

・先代に比べて…インテリアの質感などを高めた。

・CR-V…アメリカではママが乗る車。日本でいうフィットのような存在。アジアではホンダSUVのフラッグシップ。静粛性に加えて軽快性も良いものに仕上げた。

・SUV競合の中で、アドバンテージ…3列シートを準備。i-MMD(ハイブリッド)、4WDなど。

ガソリンエンジン(ターボ)と、ハイブリッドどちらが良い?

・ガソリンエンジンは軽快な走り。ハイブリッドの方は重厚感のある走り。

・ハイブリッドは遅れて発売したが比率7割。上質に仕上がっていて人気。

・CR-Vのハイブリッド…他社(ハリアーなど)と比べてモーター走行の領域が多いのも特徴的。

車の評価

良い面

・個性的なデザインと優れたパッケージングの両立キープコンセプトだが、モダンで上質になった。(岡崎五朗)

・全長4.6mに3列シート、車中泊もOK。とても実用的。思わず遠出したくなる。家族で使って良い。(藤島知子)

悪い面(改善要望)

・回転を上げると粗くなるエンジンフィール。実用域では良いのだが、上の方まで回すとノイズが入る。(岡崎五朗)

・ハンドル下部の張り出し…座面を高くするとハンドルが膝が当たる。今後チューニングが必要。(藤島知子)