BMW Z4 スポーツ性と実用性のバランスの良さが高評価

tvk「クルマでいこう!」公式 BMW Z4 2019/6/23放送(#585)
tvk「クルマでいこう!」公式 BMW Z4 2019/6/23放送(#585)

テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『BMW Z4 M40i』の試乗動画を公開中。試乗評価のポイントをまとめてみた。

✅ 視聴メモ

スポーツ性能と快適性のバランスの良さが高評価されていた。共同開発のスープラと比較して、スープラは良い意味でオタク向けな印象があったが、Z4エレガントに運転を楽しめそうな車だと感じた。

車の紹介

車種:BMW Z4 M40i(8AT)
全長:4335㎜/2ドアクーペ(オープン)

エンジン:2997cc/直6・DOHC・ターボ
車両価格:835万円
TV放送:2019年6月23日

試乗インプレッション

ドライビング

着座位置は低いながらも快適。スポーツカーだが、ゆったり感を感じられる。

内装

上質感がある。共同開発のスープラとも明らかに違う。しっかりBMWの作りになっている。

ステアリング

テキパキ動く。ワインディングでは快適だが、直進走行では繊細な操作が必要。

2シーターオープン

ワクワク感。クルマを運転する楽しさ、醍醐味を感じる。

トランク(ラゲッジスペース)

開口はそれほど広くないが、奥行きはしっかり。トランクスルーがある。屋根(ソフトトップ)を収納時(オープン)でも積載量は変わらない。

燃費

380km走って、10.2km/Lだった。

開発担当者から

デザイン

新しい時代のBMWのデザインになっている。特徴はヘッドランプなど。

重量配分

V4、V6でエンジン重量が違うが、ともに車両の重量の前後重量配分を50%/50%にしているとのこと。BMWのこだわりポイント。

スープラとの違い

共同開発だが、最後のチューンナップを別々にした。BMWらしい仕上がりになっているとのこと。

車の評価点

○良い点

岡崎五朗さんは、スポーツ性と快適性のバランスが良いと評価した。先々代はスポーツより、先代は快適性があったらスポーツ性がいまいちだったとのこと。藤島知子さんは、オープンカーの爽快性と荷室などの実用性が良いと評価した。屋根を格納時に荷室が損なわれない点が良いとのこと。

☓悪い点

五朗さんは、ハンドリングのナーバスさが残念と指摘した。キビキビ動いて非常にスポーティーなのだが、繊細なハンドリング裁きが要求されるとのこと。知子さんは悪い点は特になしとした。スポーツと快適性のバランスに優れた車に仕上がっているとの評価だった。

その他

トヨタ スープラ(共同開発)との違い

最大の違いはクーペとオープンということは言うまでもないが、多くのパーツやプラットフォームを共用しているが全く違う車に仕上がっている。五朗さんは、Z4は低速域での軽快な走り、スープラはサーキットでも本気で走れる硬派なイメージと評価。

共同開発の意義

開発コストの面で単独ではなかなか採算が合わず開発が難しくなっている。今回のクルマ(BMW Z4/TOYOTAスープラ)は、新しい可能性を感じられるクルマとのこと。

動画:tvk「クルマでいこう!」公式 BMW Z4 2019/6/23放送(#585)