テレビ神奈川公式YouTubeチャンネルが『フィアット500X(チンクエチェント・エックス)』の試乗動画を公開中。試乗評価のポイントをまとめてみた。
✅ 視聴メモ
デザイン性に優れたイタリア車の魅力を感じられた。乗っていてワクワクする車は魅力的だ。さらに新開発されたエンジンに対するこだわりも感じられた。
SUVながら4WDを捨ててしまった点は驚きだが、この車を求めるユーザーが本格的な悪路走行より、日常使いの利便性、燃費、デザインなどを重視しているなら、その思い切った決断もアリなのだと感じた。
車の紹介
車種:フィアット 500X Cross(6DCT)
全長:4280㎜(コンパクトSUV)
エンジン:1331cc/直4マルチエア・ターボ
車両価格:334万円
TV放送:2019年7月14日
試乗インプレッション
外観デザイン
マイナーチェンジ。LEDライトの搭載、バンパーデザインの変更もあってSUVらしさが増した。
インテリア
大きな変更はない。デザインがうまい。さすがイタリア。
エンジン
新しく設計された。排気量が下がったが出力アップした。非力感はない。上まで回すと気持ち良い音を鳴らす。イタリア車に共通する部分
乗り心地
タイヤのタッチに硬さあり。なめらかな路面は良好だが、荒れた路面では揺すられる感覚あり。
ワインディング走行
ドライブモードの選択は無いが、パドルを使って(シフトダウンして)高回転域で走るとスポーティーさを感じる。
燃費
550kmを走行して、12.9km/Lだった。
安全性
歩行者検知機能がない部分でマイナス評価。
後部座席
ドアの開閉広い。膝前・頭上とも十分なスペースあり。
ラゲッジ
テールランプ部分があるため横に狭い印象もあるが、奥行きは広い。容量しっかり。
車の評価
○良い点
岡崎五朗さんは、進化エンジンを高評価とした。サウンドも気持ちいとのこと。藤島知子さんは、デザインを高評価した。実用的でありながら、ワクワク感あり。笑顔にしてくれる車とのこと。
☓悪い点
五朗さんは、エンジンに対して乗り心地があまり進化していない点を指摘した。知子さんも同様に乗り心地が残念と指摘した。荒れた路面を走行時、特に後席でもう少ししなやかな印象がほしいとのこと。
開発担当者から
エンジンについて
再開発エンジンの説明(燃焼やシャフトのこだわりなど)
この車を選ぶお客様
65%のお客さんが、デザインを決め手にしたとのこと。その他はレア感(他の人が乗っていな
い)。
4WDがない理由
燃費を重視するユーザーが多いため、あえて2WDのみ設定とのこと。
その他
イタリア車の魅力。家電などでもそうだが、デザインが良いと気分が上がる。コンパクトSUVは競合も多いジャンルだが、この車はイタリア車のワクワク感があるとのこと。